「ねぇ、千代華。」



「はひぃ…っ、」


び、びっくりしたぁ……


「俺に言いたいことあんならちゃんと言わなきゃ」


「ぇえっ…?なんで、……ぅ、エスパー…っ?」



「顔がずーっとソワソワしてる。」



「へ、ぇ……っ、?」


そんな顔に出てたかな、、

そう、私はずっと先輩にききたいことがあった。



……先輩の過去。



私たちは、高校で再会した。


でもそれまでは知らない。


もっと…知りたい。


「あ、の…先輩の過去が、知りたいんです…」





湊side


「あ、の…先輩の過去が、知りたいんです…」


……そっちからきたか…



今日確かに、教えようと思ってた。



けど、千代華からだとは思わなかった。


「え?なんで?」



「せ、先輩と会うまでのことを知りたいんです……っ、昔とか、お願いします…っ」