ベッドに降ろされ直人が隣に座ってきた。 無意識にあたしは直人に抱きついてた。 「亜優、飲み過ぎ。襲われたいの?」 直人の声にどんどん引き込まれる。 「襲って〜」 「知んねぇからな」 それからの事はほとんど覚えてない。 気付いた時には早朝で直人も寝てた。 覚えているのは酔った直人の声だけ。 あたし、それだけでイってしまったみたい…。 しかも頭痛い…。 これが二日酔いってやつなのかな? 調子に乗ったあたしがバカだった。 お酒を飲んだ事にちょっと後悔…。