散りゆく姫



次の日の朝。


早朝から出発し、

夕方には北ノ庄城へ着けるようにする予定だった。


「初、江!

いい加減起きて!」


「まだねむい〜」


初と江は昼間は元気だけどとても朝に弱い。


「今日は北ノ庄城へ行く日よ?」


私がそう言うと江は


「へっ?

やったぁ!

ようやく義父上にお会い出来るのですね!」


と飛び起きてくれた。