散りゆく姫



そう言うと母上はにっこりと笑った。


それでも母上のその表情の中にも悲しみが見えた。


そりゃそうだ、

母上と父上はとても仲が良くて、

母上は父上のことが大好きだった。


私もそんな母上と父上が大好きだったのだから…


それからしばらく泣き続けたら、

明日も早いということでもう寝ることになった。


その日は母上とお話したことでよく眠れた。