散りゆく姫




「それなら
私には母上がいるとして、

父上が亡くなられてしまった今、

母上は誰になら甘えられるのですか?


…もっと私の事を頼ってください!」

少し経って黙っていた母上がようやく口を開いた。


「ありがとう茶々。


今度からそうさせてもらうわね。


部屋に戻りましょう、

初と江が待っているわ」


「えぇ。


急ぎましょう」