散りゆく姫



翌日の早朝。


私たちは急いで支度をさせられ、

城の入り口に集合させられた。


このまま外に出る…


と言うことはもう父上とは会えないのだろうか?


そんなの…


私は後先考えず、

おそらく父上がいるだろう城内へ向かった。


私が走り出したことに気づいた
乳母や母上が悲鳴をあげたり
呼び止めているが
私はそれを無視して走り続けた。