せっかく幸せな気分だったのに……。

「ごめんってば。私が何か仕事探してあげようか?」

「んーん、大丈夫。私、就職祈願しに行くことにした」

「……神社?」

みぃちゃんが確かめるようにそう言うから、私は並んでいる料理を食べながら

頷く。

「そこまで大変なんだね……」

「そうなんだよねぇ……千尋は大手のゲーム会社で働いてるし……千尋の描いた絵、