『紗奈?大丈夫?』
私がずっと黙っているからか、歩美が不安そうな声色でそう話しかけてきて、今の状況を説明する。
『それって、今も鳴ってるの?』
そう聞かれて耳を澄ますけど、さっきの音はもう聞こえてこない。
「ううん。もう止まってる」
『なら大丈夫かもしれなしけど……もしかすると、幽霊の仕業かもしれないよ?』
「幽霊?ないない。そんなんが家にいたらもっと早くに気がついてるって」
私がずっと黙っているからか、歩美が不安そうな声色でそう話しかけてきて、今の状況を説明する。
『それって、今も鳴ってるの?』
そう聞かれて耳を澄ますけど、さっきの音はもう聞こえてこない。
「ううん。もう止まってる」
『なら大丈夫かもしれなしけど……もしかすると、幽霊の仕業かもしれないよ?』
「幽霊?ないない。そんなんが家にいたらもっと早くに気がついてるって」



