その人、牧 日向(まき ひなた)とは
ふらっと立ち寄った家の近くの公園で出会った。   




日向さんが書いていた空の絵がすごくきれいで思わず声をかけてしまって


それがきっかけで時々、公園で会うようになった


公園にはいたり、いなかったりしたけれど

会える日も会えない日も日向さんが見ている景色を想像しているだけで幸せだった。




ある時、うちに他の作品もあるけど見に来る?と言ってくれて家に行くようになって、

ちょっとしたお手伝いなんかもしていた。




公園に入ってすぐのところにあるベンチに座って絵を描いていることが多かった日向さん。


真剣に絵を描いている姿が素敵で
いつも声をかける前に見ていた姿が目に浮かぶ