ていうか、御影さんが怒ってる理由ってわたしが寝てたからじゃないの!?
こんなの、まるで御影さんが嫉妬してるみたいに思えて勘違いしてしまいそうになる。
御影さんはわたしなんかに嫉妬するわけないのに。
「それは誤解で……ってなにするの!」
御影さんは慣れた手つきでしゅるるとネクタイを外すと、何を思ったのかそれでわたしの両手を緩く縛ってきた。
「悪い子にはお仕置きしねえとな」
不敵な笑みがわたしの瞳に映って数秒後、また脳が痺れるような甘いキスが降ってきて何も考えられなくなる。
「んぁ……っ」
長い指が肌をすっと掠め、弱いところに触れた。
いつもならシーツを握りしめて逃すことができるのに今日は腕を縛られているせいで、迫りくる快感をどこかに逃すことができずに身をよじる。
だけど、肝心なところには触れてこないからいつまで経っても絶頂へはたどり着けない。
「な、んで……っ」
「お仕置きなのにすぐに終わらせるわけないじゃん」
「も……むり……っ」



