「立夏、隣座れよ」
「うん」
立夏はいつも通り雅人くんの左どなりに座った。
あっ……
「ごめん、綾ちゃんと座るね」
無意識に席についてしまったが立夏が座ると左は壁になる。
「いいよ、私、立夏の後ろに座るから」
「でも……」
「奥からつめたほうがいいだろうから、ねっ」
「あっ、そうだね」
まだ来てない生徒もいる事だし……
「綾、悪いな」
「全然いいよ〜」
雅人、私の事絶対頭になかったでしょ……
バレバレ。
昼食をとり、午後の授業の時間になる。
「じゃあ、私部屋が違うから」
「うん、綾ちゃん、また後で」
3人で英語の授業を夜まで受けた。
「きつっ」
相馬くんが授業が終わると声をだした。
「さすがに俺も集中力が切れたな(笑)立夏は?」
「うん、疲れたね」
「余裕そうじゃん、立夏ちゃんはさ」
「そ、そんな……ぜ、全然」
いきなり相馬くんに話しかけられて立夏はびっくりした。
「立夏は去年も経験者だから、な?」
「あっ、そうかもね」
「腹減った、メシ食いにいこうぜ」
「まだ夜も勉強あるんだよな」
「そうそう」
先に3人で夕食のホールに行き4人がけのテーブルに座った。
「綾ちゃん、まだかなぁ」
「先に食べようぜ、立夏、時間なくなるしさ」
「……でも、もうちょっと待ってみる」
男子2人はビュッフェ式の夕食をお皿いっぱいに持ってきていた。



