大好きな君が勇気をくれたんだ

「なんか、カメラって撮ってる人の目線を映すって言うじゃん。そう見ると、すごく優しく愛おしく見てるように見えるんだよね。編集も芹那のことすごく大事にしてるし」

「あー、顔赤くなってるー!」

私を見て周りを囲む友達たちはにやけ顔になる。

私は恥ずかしくて彼女らから逃げようと集団から外れた。

教室のドアの前のところで理玖と鉢合わせた。

「あ、理玖」

私はまた頬が紅潮する。

理玖も話を聴いていたのか耳がほんのり赤い。