大好きな君が勇気をくれたんだ

50くらいだったはずのチャンネル登録者数も270まで跳ね上がっていた。

慌てて鈴夏に使ってもらったという告知の動画を撮って投稿するとそれもあっという間に100再生を越えた。

とりあえず今日は解散して家に帰ったものの、興奮は冷めず、ずっと動画を眺めていた。



学校ではいつの間にかテストが近づいていて、私は慌てて勉強に取り掛かった。

いつか母親が私のことを了承してくれることになった時に成績が良くないと不利だと思ったから。