大好きな君が勇気をくれたんだ

小林さんがお友達に広めてくれて、登録者はほぼ小林さんのお友達だ。

それでも、今は楽しくてしょうがなかった。

「ねえ、見て!登録者が30人行ってる!」

「お!やっとだな」

「でもまだまだ行きたい」

「だね。じゃ、編集するから練習してて」

だんだんいろんな人に私の声が届いているということを感じてきて練習にも身が入る。

それに、成宮くんの編集は、時にはかっこよく、時には優しく甘く、毎回、惹かれるものだった。