凛子(どうしよう! 私、デートなんてしたことなかった)
凛子(これで洋服とか大丈夫? メイクは? 変じゃないかな?)
凛子(あああっ! 結婚までしてデートしたことないとか、どんだけ特殊なのよ!)

凛子、焦って頭を抱える。姿見で自分の服装を確認したり、髪の毛を変わりもしないのに弄ったりしている。

青柳「凛子」

ノックも無しに、ドアが開くと。