熱愛発覚中

蓮司は莉理を見つめると、
「ーー好きなんだ…」
と、自分の気持ちを伝えた。

「えっ…?」

莉理は何を言われたのか理解できていないようだった。

「ーー莉理が好きなんだ…」

そんな彼女に向かって、蓮司はもう1度伝えた。

「す、好きって…」

莉理は戸惑っている。

ことあるごとに自分に言い返して、喧嘩友達のような関係だったはずの莉理は何も言えないうえに、何を返せばいいのかわからないようだった。

「莉理が好きだから、離婚したくないんだ…」

もう喧嘩友達のような関係に戻れなくてもいい、前のように言いあいができなくてもいい。

今は莉理と離婚したくない、自分の前からいなくならないで欲しいと思いながら、蓮司は彼女に自分の気持ちを伝えた。