熱愛発覚中

泣くか怒るのどちらか二択のリアクションをとるものだと思っていたら、彼女は大喜びをしたうえに暴露をした。

それどころか、自分の恋人を寝取ってくれてありがとうと女に向かって感謝までしている。

当然、女は嫌がったうえに返すとまで言い出したが。

(そうだ!)

蓮司は口角をあげた。

(彼女に頼めばいいじゃないか!

彼女ならば情を持たなくて済みそうだし、それどころか友達のように仲良くやれそうな気がする!

全てに置いて、彼女が適任しているじゃないか!)

妻の役は案外すぐに見つかるものなんだなと、蓮司は思った。

久しぶりに楽しい気分になった。

蓮司は椅子から腰をあげると、借金の取り立てをしている彼女たちに歩み寄った。

「はいはい、もうそれくらいにしようか?」