熱愛発覚中

ギャンブルやアイドルのために作った多額の借金があること、消費者金融を始め友人や自分にも多額の借金があること、さらには男の親が大嫌いで実家へ行くたびに嫌味や手土産に文句を言われていたこと、ひどい過保護で30歳近くになった今でも親からおこづかいをもらっていることを彼女は全て暴露した。

次から次へと彼女の口から明かされる暴露に、男はあきらかに萎縮していた。

男のことを寝取った女の顔は完全にドン引きしているうえに、彼女の暴露に対していくつかの心当たりを思い出したと言った様子だった。

「蛙の子は蛙ならぬクズの子はクズ、だな」

「そりゃ、こんなんだったら彼女さんも嫌だっただろうに…」

「よく今の今まで我慢してたな…」

ドン引きしている者もいれば、彼女と女に向かって同情の視線を向けてくる者もいた。

「へえ…あいつ、おもしろいじゃん…」

胸の中がワクワクするとは、まさにこのことを言うんだな…と、蓮司は思った。