熱愛発覚中

家に到着すると、
「蓮司さん」

部屋へ戻ろうとする牛島さんに向かって、私は声をかけた。

「お話をしたいことがあるので、いいですか?」

そう言った私に牛島さんは驚いたようだけど、
「それ、今日のことと関係あるのか?」
と、聞いてきたので私は首を縦に振ってうなずいた。

「関係あると言うか、私と蓮司さんの今後にも関係があるかも知れないです」

私はどんな顔で牛島さんの顔を見て話をしているのだろうか?

牛島さんは少しだけ私から目をそらした後で、また私と目をあわせた。

「わかった、話を聞こう」

牛島さんの返事に私はホッと胸をなで下ろしたのと同時に、今から彼に話をすることとこれから先のことを覚悟した。

売り言葉に買い言葉で決める訳にはいかない、重大なことなのだ。

腹は括った…後は、牛島さんと話をするだけだ。