熱愛発覚中

ーー夢でいい。

私に触れている熱い呼吸が、私が抱きしめているこの体温が、全部夢のままでいい…。

都合のいい夢でいいから、私を求めて…。

あなたの全部を受け入れる代わりに、私の全部をあげるから…。

「ーー莉理…」

名前を呼んだ牛島さんに、
「ーー蓮司さん…」

答えるように、私は彼の名前を呼んだ。

牛島さんの顔が近づいてきたかと思ったら、
「ーーッ…」

もう何度目になるのかわからないけれど、唇が重なった。

理性がひとつ、またひとつと消えて…後に残るのは、本能だけだった。

あなたを愛しているから、あなたが欲しい。

私の全部をあげるから、あなたの全部をちょうだい。

ひとつも残さずにあなたを受け入れるから、ひとつもこぼさずに私を受け止めて…。