熱愛発覚中

結婚パーティー当日を迎えた。

会場は、ビジネスエリアにある『牛島財閥』が経営している高級ホテルの最上階レストランで行われることになった。

1ヶ月前に選んだコーラルピンクのドレスに身を包んだ私はプロの技術によって美しく着飾ってもらっていた。

胸元まであったロングヘアーは編み込みのハーフアップにアレンジされてウェーブがかかっていた。

顔には美しいドレスに見あったメイクを施してもらって、鏡に映っている私はまるでどこかのお姫様みたいだと思った。

我ながら大げさだけれども、思ったのは事実である。

「さすがプロだな…」

美しく施された自分の顔を見ながら私は呟いた。

ーーこの姿を見た牛島さんは、どんな顔をしてくれるのだろうか?

プロの技術で美しく施された鏡の中の自分を見つめながら、私はふとそんなことを思った。