手が凄い。
指先から伝わる熱。
私の全部を包み込んで達せられてしまう。

声を出しちゃいけないと思えば思うほど我慢出来ずため息混じりに声が漏れそうになるのを唇を噛み締めて堪える。

「痛い?」

高くも無く低くもない優しい甘い声を耳元で囁かれてビクッと反応してしまう。

「だ…だい…じょう…ぶ…じゃない!!」

「我慢しろ」

指先の刺激を与える力が容赦なく強くなり角度を変えつつ指2本を巧みに使われ、、
私は…


「ぃぃぃいっ!!いたあああい!!!!!!」


悶絶した。