「とりあえず、久しぶりの再会に乾杯ー!」
沢山の料理やドリンクを片手に、楽しい時間を過ごすと、あっという間に花火の打ち上げの時間になった。
「3、2、1!」
カウントダウンの後、夜空に次々と大輪の花が咲いた。
皆、デッキに移動して花火の撮影に夢中だ。
私も、とデッキに移動しようとする碧の手を、そっと掴む。
「碧。
この間は喧嘩したりしたけど。
碧がこの先、悩んだときに支えたい。
今はまだ、頼りないかもしれないけど。
碧。
俺と、結婚してくれますか」
碧は、何度かパチ、と瞬きをすると、キョトン、とした顔をした。
今の状況、理解出来てないな。
……封筒から取り出した書類を見せる。
「帰ったら名前書いて、判押してくれれば、碧の誕生日の今日に出せるんだけどな」
封筒に入った婚姻届を差し出す。
「あれ、これ、ドッキリとかじゃなくて?」
「本気で結婚したいと思える女の人じゃないと一緒に住まないでしょ?
みーどり。
返事、聞かせてほしいな」
「私で良ければ、お願いします。
苗字同じに出来るの嬉しいな」
沢山の料理やドリンクを片手に、楽しい時間を過ごすと、あっという間に花火の打ち上げの時間になった。
「3、2、1!」
カウントダウンの後、夜空に次々と大輪の花が咲いた。
皆、デッキに移動して花火の撮影に夢中だ。
私も、とデッキに移動しようとする碧の手を、そっと掴む。
「碧。
この間は喧嘩したりしたけど。
碧がこの先、悩んだときに支えたい。
今はまだ、頼りないかもしれないけど。
碧。
俺と、結婚してくれますか」
碧は、何度かパチ、と瞬きをすると、キョトン、とした顔をした。
今の状況、理解出来てないな。
……封筒から取り出した書類を見せる。
「帰ったら名前書いて、判押してくれれば、碧の誕生日の今日に出せるんだけどな」
封筒に入った婚姻届を差し出す。
「あれ、これ、ドッキリとかじゃなくて?」
「本気で結婚したいと思える女の人じゃないと一緒に住まないでしょ?
みーどり。
返事、聞かせてほしいな」
「私で良ければ、お願いします。
苗字同じに出来るの嬉しいな」



