雲のように遠いあなたは。


「そっか…」


そう言って、少し悲しげな顔を見せる西くん。


「早く、部活行けるといいね」


私には分かった。


早く部活に行きたいんだろうなーって事が。


「ははっ、なんで分かったの?」