雲のように遠いあなたは。


いつもの授業を受ける席に座ると、少しあとからして先生も、私の隣の椅子に座った。


そういえば、先生から英語教えてもらうの初めてかも…。


いつも、ネイル先生だから少し楽しみ。


まぁ、もちろん緊張もするけど。


だって、英語は数学よりも苦手だし。


「紬ちゃん、学習書持ってきた?」


先生がこっちを見ながら、意地悪な口調で言う。