雲のように遠いあなたは。


「じゃあ、授業始めよっか。」


「はーい」


私たちの塾は、マンツーマン指導。


と、言っていいものかどうか。


生徒の机が左と右に1つずつあって、その真ん中に先生が座る椅子がある。


私は、いつも右の席。


左の席にいる生徒も、ほとんどいつも変わらない男の子。


同い年…かな。


学校が違うから分からないけれど、時々聞こえてくる理科の問題が私たちの学校でやっているのと同じ内容だったりするから多分そう。