思春期の青へ

「もちろん!今度はお互い相談に乗り合お!そして、脱・ボッチ!」
「だね!」


私もまゆかを抱き締め返した。





まゆかとの誤解が解けてから、時間が流れていく。自分達の想像よりもはるかに早く。

そして、気づけばもう3月。
もう少しで3年の先輩達は卒業だ。

美海ちゃんとは、相変わらず話さないまま。


(何でグループ抜けたのかとか、話した方がいいかな?)


何で今更、と思われるかもしれない。

でも私の中で完全に消化しきれていない。

ずっと喉に何かがつっかえているような感覚がする。


(けど、重いとか思われたら嫌だな・・・)


そう思いながら廊下を歩いていると、教室から同じグループの子の声が聞こえてきた。


「綾乃ってさー、やっぱりつまんなくない?」


リーダー格の子がそう言った。


(私の、話・・・?)


「ねー。実際揉め事とかなくて楽でいるんだけどさ」
「話とかあんまり弾まないよね」