全部全部、こんなはずじゃなかったのに。

ある日私と蓮はいつものように池で遊んでいると、楽しくなって、はしゃいで、私ら足を滑らせてしまった。

池に落ちた。

そこまで深くない池だったが、私は気が動転した。

溺れてしまった。

そこで、私が見たのはあの男の子だった。

助けてくれた。

それが、その男の子との最後の記憶だった。