あれから10年、私と蓮は結婚した。

結婚式は、明日。

楽しみすぎて寝れない…。

蓮はもう寝たかな?と思い、横を見る。

「蓮…、もう寝た?」

返事は、なかった。
どんなときでも寝れる蓮を尊敬する。

そんなことを思っていると、
蓮が急に振り返った。

「!?…///」

キスされた。

「寝れるわけないだろ!」

蓮は寝ていなかった。そんなことより、キスが急すぎてビックリした。

「だよね…」
動揺を隠しきれないまま答えた。

「手…繋いで寝ていい?」

「いいよ。」

そして、いつのまにか寝ていた。