『ふっ』
「覗き見とはいい度胸してるわね」
『世界No1の黒雅と知っていてその反応か、面白い』
「私は面白さについては何もわからないの」
『そのフードは取れないんだな』
「何?そんなにも私の顔が見たかったの?」
『気になるから、お前の目が』
「私の目?」
『目は人の心を映す、目を見れば過去に大体何があったかとか色々わかる』
『蓮くんね、すごいんだよー、本当になんかあんのかわかっちゃうんだから』
「そうなの?
『本当だ』
「女嫌いなんだから無理に話さなくてもいい」
『わかるのか?』
「あんたが女嫌いなことくらい簡単よ」
『そうか』
「ついでに弥生も」
『っ!』
『弥生が女嫌いなのもわかったのか?』
「うん、偽りの磔の笑みだから、素で笑えてない」
『すごいね渚ちゃんは』
「ありがとう?」
『夜冷は、なんで喧嘩ができる?』
「それは…まぁ、あんたたちにだったらいいかな?今から話すことは誰にも言わないこといい?」
『『『『『あぁ』』』』』

【この選択は正しかったのだろうか】