靴下…ボロいからいいや…。

床に落ちた靴下の行方が気になった。


「俺のこと……快斗って呼んで……?」


そういえばまだ名前で呼んだことなかった



目の前でイケメンという巨体が揺れ動くだけでイケボを発するだけで私の心は潰れそうになる。


「…k」


「かー」


「……か、」


「い?」

 
途中で緊張してる自分をみられてるのが罰ゲームに感じて泣きじゃくたくなって寝返りを打とうとしたら、



ずい、とイケメン顔が場所を席捲(せっけん)してくる。


「んん!!」

負けずに寝返りを打とうとするがまた同じようなことをされるの繰り返し。