間髪入れず唇を奪われた。


初キスだった。

「…………んん……」


戸惑いと恥ずかしさを隠せずにいたら
廊下側で黄色い声。

誰もいないはずだったのに。。


思わず離れた私達。


衛藤君は顔を左手拳で隠している。


一瞬赤くなった顔をみれただけで
私の心臓はドッと鳴ったし
充足感が増した。


衛藤君……。君に今度ちゃんと、
告白するね!!