「おはよう、新しい妹ちゃん」
「…おはようございます」
「敬語じゃなくて、タメ口で話そ。愛菜、だよね。初めまして、僕は綾斗だよ。知ってるかな」
推しを前に大好きですだなんて言える訳もなく、ただ頷いてみる。
「やっぱり愛菜、めちゃ可愛い〜!」
うん、私の命日は近いのかもしれない。名前を呼ばれるって、尊死案件だよ。さらに可愛いって言われると、鼻血が出そうになるからやめて欲しい。さすが、ファンから天然王子って呼ばれてるだけある。自分のイケメン具合、絶対に理解していないでしょ。
「これからは俺の事、お兄ちゃんって呼ぶように」
「…うん。お兄ちゃん」
「…おはようございます」
「敬語じゃなくて、タメ口で話そ。愛菜、だよね。初めまして、僕は綾斗だよ。知ってるかな」
推しを前に大好きですだなんて言える訳もなく、ただ頷いてみる。
「やっぱり愛菜、めちゃ可愛い〜!」
うん、私の命日は近いのかもしれない。名前を呼ばれるって、尊死案件だよ。さらに可愛いって言われると、鼻血が出そうになるからやめて欲しい。さすが、ファンから天然王子って呼ばれてるだけある。自分のイケメン具合、絶対に理解していないでしょ。
「これからは俺の事、お兄ちゃんって呼ぶように」
「…うん。お兄ちゃん」