その恋は鏡を見ているようでした



「えーと、大内くんは紅さんの隣ね。紅さん手を挙げて」


マリアが私を見て、舌打ちをした。恐る恐る手を挙げると、私の隣に大内くんがきた。

「よろしくな、紅」


初めから呼び捨てなんだなんて思った。