その恋は鏡を見ているようでした


「作戦立てないとだよなー」


秋がそう言った。


「作戦っていうよりかは、弥生。お前がどうしたいかなんだ」


私に、どうしたい?とう言うように聞いてきた。


「私は、いじめられるのはもう嫌なの」


「そうやって、自分の意見をはっきりいいな。あいつにも。そしたら、きっと変われるさ」



よく考えれば、私は自分の意見をマリアに言ったことがなかった。いつも我慢してばっかりで、マリアの暴言の数々を受け入れていた。


「秋、私頑張ってみるね」


「頑張れよ」


ぶっきらぼうに言ってくれたそれが、すごく嬉しかった。