SENTIMENTALISM



あたしが話終えたら、玲はため息をついた。

いつもの玲が呆れたときにつくため息とは違う

深く重く苦しいため息だった。


沈黙が続いて、時計の針が動く音だけがやけに大きく聞こえた。


静かすぎる部屋は、まるで深海のようで

あたしは次に玲が口を開くまでのあいだ息ができなかった。