「ただいま。あれ?今日は りく だけか?」 「うん。みんなまだ来てないみたい」 あたしはセーラー服についた小さな埃を払いながら答えた。 「あ゛ーつっかれたー」 彼は溜息をつきながらソファーに寝転がる。 「また、女の人と遊んでたの?」 「そうだよ」 表情を変えずに答えた彼の言葉を、あたしも無表情のまま聞いた。