あたしはその夜に 今まで必死になって上位を維持していた成績表を泣きながら破って捨てた。 全部、無駄だった。 全部全部、無駄だった。 あたしは今まで自分が何をしていたのか、よく分からなくなった。 いい子にしてても いいことなんて、一つもなかった。