捨てられ秘書だったのに、御曹司の妻になるなんて この契約婚は溺愛の合図でした


時間をかけて何度も高みへ押し上げられ、大きくて熱い彼の昂りを受け止める頃には、もうなにも考えられなかった。

「あっ、亮介さん、それ……」
「ん、ここか?」
「んんっ、は、あ、もっと……」

凛は感じるままに腰をくねらせ、甘えるように彼の首を引き寄せてキスをせがむ。その痴態に煽られた亮介が喉の奥で呻きながら理性をかき集め、蕩けるような甘い口づけを贈った。

激しく穿たれながらも、抱きしめてくれる腕は心地よく、頭や頬を撫でられれば身体だけでなく心まで蕩けそうになる。

「好き、好きです」
「俺もだ。愛している」

互いの愛情を確かめ合い、幾度もキスを繰り返し、痺れるほどに甘い激情に揺さぶられながら、幸せな夜は更けていった。