こうなる事は初めから決まってた


さっきの生意気は、佐伯 駿(さえき しゅん)。
今年の春、ここに就職した1歳離れた後輩くん。

本当は、みんな苗字呼びなのだけど何故か彼は私の事を先輩呼びだ。

「菜々花ーっ!ここの薬、補充しといて」

「はいっ!…あれ?鶴谷さんどこか行くんですか?」

「うんっ!ちょっと、研修に行かなきゃだから、後よろしくね!」

彼女は、鶴谷 真乃(つるや まの)さん。

私よりも、4年早くからここに務めている、頼れる副店長。