こうなる事は初めから決まってた

私の声に応えてる…。


嘘みたい…。


あの日から望んでた。


「せんせ…あの…先生は今けっ…」


「先生、お久しぶりです。元気してました?」


佐伯くんっ…!!!!

今私が先生と話そうとしてたじゃんっ…!


「…駿?…やっぱり駿だっ!ゴホッ…」


「ははっ、病人なんすから、そんなはしゃがないでくださいよ」


「生意気なところ、全然変わんないな駿」


楽しそうに話してる…私も聞きたいこと、話したいこと、たくさんあるのに…。


「そーいえば、菜々花と駿、ここで一緒に働いてたんだ。そんなに仲良かったっけ?」

「あ、いえ、高校が一緒だったって事もつい昨日知って…佐伯くんは、知ってたみたいなんですけど…」


私がそう言うと、先生は顔を赤くして笑っていた。それは、きっと熱だから。