こうなる事は初めから決まってた

「好き…なのかな…私…」

誰に聞いてんの、私…。

最悪だ…。

よりによって、サッカー部の後輩に今私はあの頃の話をしている。

「…って…なんてねっ!ほら、さっさと帰ろ!明日も早番でしょっ!?」


「先輩って、諦め悪いんすね」

諦めが悪いというか…なんていうか…。

諦めきれないこの気持ちは、全部思い出として残しているものだと思い込んでいる。

だからきっと、諦めきれてないと錯覚しているだけ。

そうだよ、これは諦め切れてないんじゃない!

「ただの思い出だよ…」