「ゆうちゃん…脱退するの?」

おめでとうって言ったけど、

これからゆうちゃんを、推せなくなるのかなぁ?

それが頭に浮かんできた、

「だから恋愛なんてしてない!」

って大声で叫ぶ、「俺…これからも…愛夢に俺を推して欲しいから!…だから…誤解だから!」

そう言って、めぇちゃんの後ろから顔を覗かせる

ゆうちゃんちゃんの顔を見た、悲しそうで

「嘘だって!良かったね脱退はなさそう!」

僕の胸はギュッと押さえられたみたいに、苦しくなる

「愛夢にだけは誤解…されるの…嫌だ!」

絞り出すような…泣きそうな声でそう言う、

そして…ゆうちゃんは車に乗り、

その車は何事もなかったかのように消えていった