「なぁ…」そう優しく…問いかけて、

離しためぇちゃん、そして僕の両肩を掴んで

顔を近づけてくる

「好き…あんちゃんが好き!…」

そう言ってまだ涙が出てる僕の唇に、めぇちゃんは唇を重ねてきた

えっ!って驚いて…涙が引っ込んで、

僕は意味が分からなくて、

でも今…告白されたの?って思う気持ちで

目を見開いて、

でも…正気を取り戻して、

めぇちゃんの頬をビンタしてしまって

「いてっ」って右手で右頬を抑えて

「あっ…ごめん」って言って後ろに後ずさる

「何してんの?」って聞き覚えのある…

でも今は聞きたくない声がして、左を見るとそこには…

会いたくない人が、たっていた!