甘い約束には罪がある


ガラッ

資料室のドアをあけると翔が立っていた。


「かける。」

「あ、わーちゃん。もうすぐで後夜祭はじまるよ。」



私は翔の傍に行った。




「おれさ、わーちゃんの学校来るまでもうわーちゃんとこうやって話せないのかなって思ってた。」


「……うん。」


そんなの私だって同じだった。

もう会うことも話すこともなくなっていくんだろうなって。


「でもやっぱ話したらむかしに戻ったみたいで楽しくて。わーちゃんと再会した時はほんとに大人っぽくなってて、中身も変わっちゃったのかなって思ったけど全然変わってなくて。」


「ちょ、それって子供っぽいってことじゃん!」


「へへ、でも可愛いんだよ。俺にとって。」


可愛いって……