深雪くんと運命の恋



 そ、そうだったの!?
 おばあさんに付き添って待っていたら、迎えに来たのは高校生くらいの男の子だった気がしたけど、あれ深雪くんだったの!?


「母親が車停めて待ってたので俺が迎えに行ったんです。ばあちゃんに付き添って水買ってくれたりもして、ばあちゃんものすごく感謝してました。
あの後すっかり元気になって」

「そっか!よかった!」

「お礼したかったのに、すぐ帰っちゃったから。でも今年になってバイト始めたら、そこに晴瑠さんがいてびっくりしました」

「全然気づかなかった……」

「でしょうね」


 まさかバイト先で知り合う前から深雪くんと出会ってたなんて思わなかった。


「晴瑠さんは全く覚えてなかったけど、俺はすぐわかりました。あの時はありがとうございました」

「いやいや!おばあさんが無事でよかったよ」

「運命だと思いました」

「え?」

「俺は晴瑠さんと出会ったのも、バイト先が同じだったのも、イヴにシフトが被ったのも運命だと思ってますよ」

「え……」

「今日、こうして一緒にイルミを見れたのも」