レオと応接間に向かうと、四人の魔族が向かい合って座っていた。

「突然呼んですまなかったな」

「ほんとだぜ」

「まあまあ、いいんじゃない?」

「ソフィアはここから一番近いやん」

「ぼ、僕、ここにいて大丈夫かな……?」

こ、この人たちは一体……。

「穂夏、こいつらは各魔族の次期当主だ」