次期魔王様はクリスマスを知らない

「え?」

広間に戻ろうとしたけど、レオのその言葉が聞こえて、後ろを振り返る。

当の本人は、顔を真っ赤にして小さなヤドリギを私とレオの間にふわりと浮かせた。

「ヤドリギの下にいるね、私たち……」

「……だな」

それから私たちは、顔を寄せ合って甘い甘いキスを交わした。