次期魔王様はクリスマスを知らない

いつの間にか私の手はレオの手にすっぽり収まっていて、痛いくらいの視線で

私を見つめる。

「れ、レオの方がその……」

「ん?」

聞こえない、と言うように私に顔を近づけるレオ。

絶対に面白がってるっ……!

「サンタさんよりレオの方が好きっ……!」

「ふっ、俺の彼女は世界一かわいいな」