次期魔王様はクリスマスを知らない

レオの言うことが図星で何も言えなくなると、レオは小さくため息をついて

私の頭に手を置く。

「穂夏が楽しいんだったらそれでいいよ」

「……っ!ありがとう……」

レオは、きっとわかってるんだ……。

私が、家族のことを思い出したことを……。

「行こっか。せっかくのクリスマスなんだから、たくさん楽しまなくちゃ!」

「……ああ、そうだな。……こんなところにヤドリギがあるぞ」